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自閉症の治療
自閉症の治療には、どのようなものがあるのが当事者の家族でさえもよく知らないこともあります。
自閉症の治療方法には、療育と薬での治療法があります。
★療育
療育というのは治療教育の略語です。
知的障害や肢体不自由などのいろんな障害を持っている子供や大人の精神的・身体的機能を最大限にのばすことを目的とします。
それによって、新たにできることも見つけられるようにもなります。
障害の状態は人によって様々なので、療育内容もそれを始める時期も一人ひとりに合ったものにしなければなりません。
自閉症の人にとっても療育はとても重要です。
早い時期から療育を行うことは、自閉症の根底にある脳の障害の改善に大いに役立つと考えられています。
苦手な人付き合いにも少しずつ慣れていくことができます。
1.言葉や問題を理解しやすいようにする
自閉症の療育(治療)は正しい情報を伝えて、それをちゃんと理解させたうえで社会に適応できるようにしていきます。
言葉ではなく、イラストや文字、写真などを使うと比較的スムーズに伝わります。
例えば、「ご飯を食べる」とか「学校に行く」とか何か行動しはじめるまでに、なかなかそのことに注意が向かないことがよくあります。
そういうときは大きな声ではっきりと名前を呼び、少しでも反応したら必ずほめてあげましょう。
ちゃんと注意を向ければ、ほめられるという考えを定着させます。
さらにパズルなどのちょっとした課題をやるときも、簡単なものから初めて、最後までやり通した達成感を味わえるようにしましょう。
これを繰り返して行うことにより効果が期待できます。
また、叱り方にも注意が必要です。
叱るときはその場で一度だけきつく叱ります。
ダラダラと怒り続けていては、かえってパニックを起こす原因になってしまいます。
2.社会的行動訓練
社会の中でも生活していけるようにする日頃からのトレーニングも欠かせません。
話をする際は短い言葉ではっきり、ゆっくり言うように心がけましょう。
成長するにつれて、簡単な手伝いも積極的にするようにしてください。
人の役に立っていると思うことは自閉症の人にとっても大変嬉しいことです。
そのほか、道路の歩き方や公共の乗り物を利用するときのマナー、買い物のしかたなど段階を踏んで分かるまで丁寧に教えます。
これらも根気よく何度も繰り返し教えれば、一人でも行動ができるようになります。
また家族以外の人とも触れ合う機会を作ることも必要です。
就学前は児童館に連れて行ったり、医師と相談して保育園などに通うのもいいと思います。
人の気持ちを察するのが苦手な自閉症児は、ほかの子供と同じことをやるのが難しいでしょう。
しかし、30分は静かに椅子にすわっている、先生の言うことを聞くなど大勢の中でもできることを増やしていきます。
小さい頃から、このようなトレーニングを積んでいると学校に入ってからの集団生活などにも馴染みやすくなります。
理解や行動がしやすくなるような環境づくりが、効果的な療育の第一歩といえましょう。
3.環境を整えることが重要
カバンや服、ジュース、お父さん、お母さんなど身の回りの物や人の写真をカードにして常に持ち歩くとか、食事中は気が散らないようにテレビを消すとか、自分の持ち物と他人も持ち物が区別できるようにシールを貼るなどの様々な工夫が必要になるでしょう。
これは健常児の育児にも言えることです。
自閉症児の場合は、普通より少し細かい部分にまで気を配る必要があります。
環境を整えることは、子供の成長に良い影響を与えます。
★薬での治療
多くの場合、自閉症には薬が処方されます。
症状がすべて改善されるとは限りませんが、合っているのなら効果はありはずです。
・薬は療育の手助けになります。
薬を用いるのは本人にとっても家族にとっても、それなりの不安があると思います。
しかしうまく使えば自閉症の治療に欠かせない療育(治療教育)の大きな手助けになるでしょう。
薬を使うと神経心理が改善されて、療育しやすい状態になっていきます。
その結果、よい効果が得られます。
できれば徐々に薬を使わなくても効果的な療育ができるようになるのが理想的です。
また、薬にばかり頼って、療育を怠ってはいけません。
あくまでも重要なのは症状に合った療育を受けることで、薬はそれをスムーズに進めるためのサポート役と考えましょう。
最初はいろんなパターンの療育で適したものを見つけることが先決です。
いろいろ試しても効果が見られなかった段階で薬を使っても遅くはないと思います。
症状別に薬を使う自閉症に対する薬は、次のような症状を改善する目的で使われます。
ただし、効き方には個人差があります。
1.脳機能を改善する
脳機能の全体、または特定の部分を改善するために使われます。
これら薬はまだいろんな研究が重ねられている最中です。
脳機能の全体を改善する目的のものとしては、ビタミンB群や向知性薬(脳の循環や代謝をよくする薬)などがあります。
2.情緒障害や異常行動を改善する
情緒不安定、こだわり行動、自傷行為などを和らげるために使われます。
このような症状には一般的に安定剤が有効と考えられます。
ただし、これらは強力なので最初は少しずつ服用するようにしてください。
効果があらわれないからといって、いきなり大量に飲むのはいけません。
必ず医師の指示に従いましょう。
3.合併症の治療
自閉症に対して薬を使う目的のほかの方法として合併症の治療にあります。
自閉症はいろんな合併症を引き起こすおそれがある病気です。
てんかんや多動、睡眠障害、ぜんそく、アトピーなどが見られます。
なかでも気をつけなければならないのは、てんかんです。
合併症の症状が和らぐだけでも、本人もまわりの人もかなりラクになるでしょう。
いずれにせよ、合併症に効果的だと思った薬で、別の症状を誘発してしまうことがあり得るという点を十分に理解しておくことが大切です。
4.副作用に注意しましょう。
自閉症そのものに効くというよりも、自閉症によってあらわれる症状や、それにともなう合併症に効果的な薬が処方されます。
どんな薬にもいえることは、それを服用すると、普段はない特別な物質が体内に取り込まれるわけです。
そうなると、体がいつも通り機能しなくなる可能性もあります。
それが副作用となってあらわれることが考えられます。
もちろん、薬の量や飲む回数、体質などによって副作用が出ない人もいます。
薬の種類によっても違いますが、眠気、唾液(だえき)の出すぎ、食欲不振など様々な副作用があります。
また本人が薬を飲むことを嫌がる場合、苦さを嫌ってなどの理由のほかに、副作用が強すぎて拒否していることも考えなくてはなりません。
副作用が強すぎると普通にできることもできなくなったりして、意欲低下にもつながります。
そういうときには薬をかえてもらうことも必要になるでしょう。
本人自身が症状を伝えるのが難しいときは、家族の人がしっかりチェックして、医師にどういう症状なのかを伝えるとよいでしょう。
★自閉症の診断基準
自閉症の診断基準はどこにあるのでしょうか?
また、そう診断されるときに、どんな検査が行われるのでしょうか?
自閉症は対人関係、言葉の遅れ、物事への強いこだわりなど、おもにこの3つの症状が挙げられます。
そのほか、耳で聞くより目で見るほうが物事を認識しやすいという特性をもっています。
従って、紙に書いて見せると意外とすんなり伝わるでしょう。
これは低機能自閉症の人に多く見られるもので、高機能自閉症やアスペルガー症候群の人にとっては、目から入る情報は逆に理解しにくくなる場合があるので注意しましょう。
さらに、時間というものの概念が理解できていないようです。
時間は目に見えないからかもしれません。
たとえば、5分待つ約束をして、その時間が1分でも過ぎると長い時間待った感覚になります。
逆に4分で相手が戻ってきても5分キッカリまで待ち続けるなんてこともあります。
このような症状は家族も気づきやすい症状と言えます。
★専門家による検査
医師による専門的な検査をあげてみます。
検査は0~12歳くらいまでを対象に実施されるもので、病院(医師)によっては検査の種類・内容も異なります。
・言語の検査
1.イリノイ式言語学習能力検査(ITPA)
本人とコミュニケーションをとりながら、そのなかで学習障害が見られるかどうかを診断します。
2.絵画語彙(ごい)発達検査(PVT)
語彙の理解力を調べます。
・行動の検査
1.ブラゼルトン新生児行動評価法
新生児期の社会的能力や、それにともなう行動を検査します。
・発達の検査
1.遠城寺式乳幼児分析的発達検査
運動・社会性・言語の領域にわたって、発達状況を細かく分析していきます。
2.津守式乳幼児精神発達診断法
日常生活を観察することで、一人ひとりの発達を診断します。
・絵の検査
1.人物画(DAP)
性格や人格に関係する心理テストの一種です。
この検査で内面的な部分を調べます。
・その他の検査
上記以外にも、自閉症の診断基準となる検査はまだあります。
・「自閉症スペクトラム指数(AQ)
健常者を対象にした個々の自閉度を測定する自己回答形式のミニテストのようなものです。
知能指数(IQ)はよく聞く言葉なので、みなさんもよく知っていると思います。
また、感情指数(EQ)についても最近はテレビのクイズ番組などで取り上げられています。
そんな中、精神科医療の分野では自閉症スペクトラム指数(AQ)という言葉がよく使われます。
低機能自閉症と高機能自閉症(アスペルガー症候群)、それから健常者とのあいまいなボーダーラインを多少なりともはっきりさせる診断法の一つです。
得点が33点以上だと自閉傾向になります。
得点が高ければ高いほど、その傾向が強いことを意味します。
インターネット上にも自分で診断できるサイトがありますが、あくまでも目安ですので、決して確定診断するものではありません。
・MRI
現在は自閉症の診断時もまずはMRIで脳の状態を見ます。
MRIは磁場と電波を使って、脳内や体内などの画像を撮る装置のことです。
または、その装置を使った検査のことを言います。
MRIは脳内や脊髄(せきずい)などの通常は診断しにくいところの断面画像を安全に撮影することができるます。
ただ、注意しなければならないのはMRIで検査するときには大きな音がするので、パニックになってしまうことが考えられます。
自閉症の治療方法には、療育と薬での治療法があります。
★療育
療育というのは治療教育の略語です。
知的障害や肢体不自由などのいろんな障害を持っている子供や大人の精神的・身体的機能を最大限にのばすことを目的とします。
それによって、新たにできることも見つけられるようにもなります。
障害の状態は人によって様々なので、療育内容もそれを始める時期も一人ひとりに合ったものにしなければなりません。
自閉症の人にとっても療育はとても重要です。
早い時期から療育を行うことは、自閉症の根底にある脳の障害の改善に大いに役立つと考えられています。
苦手な人付き合いにも少しずつ慣れていくことができます。
1.言葉や問題を理解しやすいようにする
自閉症の療育(治療)は正しい情報を伝えて、それをちゃんと理解させたうえで社会に適応できるようにしていきます。
言葉ではなく、イラストや文字、写真などを使うと比較的スムーズに伝わります。
例えば、「ご飯を食べる」とか「学校に行く」とか何か行動しはじめるまでに、なかなかそのことに注意が向かないことがよくあります。
そういうときは大きな声ではっきりと名前を呼び、少しでも反応したら必ずほめてあげましょう。
ちゃんと注意を向ければ、ほめられるという考えを定着させます。
さらにパズルなどのちょっとした課題をやるときも、簡単なものから初めて、最後までやり通した達成感を味わえるようにしましょう。
これを繰り返して行うことにより効果が期待できます。
また、叱り方にも注意が必要です。
叱るときはその場で一度だけきつく叱ります。
ダラダラと怒り続けていては、かえってパニックを起こす原因になってしまいます。
2.社会的行動訓練
社会の中でも生活していけるようにする日頃からのトレーニングも欠かせません。
話をする際は短い言葉ではっきり、ゆっくり言うように心がけましょう。
成長するにつれて、簡単な手伝いも積極的にするようにしてください。
人の役に立っていると思うことは自閉症の人にとっても大変嬉しいことです。
そのほか、道路の歩き方や公共の乗り物を利用するときのマナー、買い物のしかたなど段階を踏んで分かるまで丁寧に教えます。
これらも根気よく何度も繰り返し教えれば、一人でも行動ができるようになります。
また家族以外の人とも触れ合う機会を作ることも必要です。
就学前は児童館に連れて行ったり、医師と相談して保育園などに通うのもいいと思います。
人の気持ちを察するのが苦手な自閉症児は、ほかの子供と同じことをやるのが難しいでしょう。
しかし、30分は静かに椅子にすわっている、先生の言うことを聞くなど大勢の中でもできることを増やしていきます。
小さい頃から、このようなトレーニングを積んでいると学校に入ってからの集団生活などにも馴染みやすくなります。
理解や行動がしやすくなるような環境づくりが、効果的な療育の第一歩といえましょう。
3.環境を整えることが重要
カバンや服、ジュース、お父さん、お母さんなど身の回りの物や人の写真をカードにして常に持ち歩くとか、食事中は気が散らないようにテレビを消すとか、自分の持ち物と他人も持ち物が区別できるようにシールを貼るなどの様々な工夫が必要になるでしょう。
これは健常児の育児にも言えることです。
自閉症児の場合は、普通より少し細かい部分にまで気を配る必要があります。
環境を整えることは、子供の成長に良い影響を与えます。
★薬での治療
多くの場合、自閉症には薬が処方されます。
症状がすべて改善されるとは限りませんが、合っているのなら効果はありはずです。
・薬は療育の手助けになります。
薬を用いるのは本人にとっても家族にとっても、それなりの不安があると思います。
しかしうまく使えば自閉症の治療に欠かせない療育(治療教育)の大きな手助けになるでしょう。
薬を使うと神経心理が改善されて、療育しやすい状態になっていきます。
その結果、よい効果が得られます。
できれば徐々に薬を使わなくても効果的な療育ができるようになるのが理想的です。
また、薬にばかり頼って、療育を怠ってはいけません。
あくまでも重要なのは症状に合った療育を受けることで、薬はそれをスムーズに進めるためのサポート役と考えましょう。
最初はいろんなパターンの療育で適したものを見つけることが先決です。
いろいろ試しても効果が見られなかった段階で薬を使っても遅くはないと思います。
症状別に薬を使う自閉症に対する薬は、次のような症状を改善する目的で使われます。
ただし、効き方には個人差があります。
1.脳機能を改善する
脳機能の全体、または特定の部分を改善するために使われます。
これら薬はまだいろんな研究が重ねられている最中です。
脳機能の全体を改善する目的のものとしては、ビタミンB群や向知性薬(脳の循環や代謝をよくする薬)などがあります。
2.情緒障害や異常行動を改善する
情緒不安定、こだわり行動、自傷行為などを和らげるために使われます。
このような症状には一般的に安定剤が有効と考えられます。
ただし、これらは強力なので最初は少しずつ服用するようにしてください。
効果があらわれないからといって、いきなり大量に飲むのはいけません。
必ず医師の指示に従いましょう。
3.合併症の治療
自閉症に対して薬を使う目的のほかの方法として合併症の治療にあります。
自閉症はいろんな合併症を引き起こすおそれがある病気です。
てんかんや多動、睡眠障害、ぜんそく、アトピーなどが見られます。
なかでも気をつけなければならないのは、てんかんです。
合併症の症状が和らぐだけでも、本人もまわりの人もかなりラクになるでしょう。
いずれにせよ、合併症に効果的だと思った薬で、別の症状を誘発してしまうことがあり得るという点を十分に理解しておくことが大切です。
4.副作用に注意しましょう。
自閉症そのものに効くというよりも、自閉症によってあらわれる症状や、それにともなう合併症に効果的な薬が処方されます。
どんな薬にもいえることは、それを服用すると、普段はない特別な物質が体内に取り込まれるわけです。
そうなると、体がいつも通り機能しなくなる可能性もあります。
それが副作用となってあらわれることが考えられます。
もちろん、薬の量や飲む回数、体質などによって副作用が出ない人もいます。
薬の種類によっても違いますが、眠気、唾液(だえき)の出すぎ、食欲不振など様々な副作用があります。
また本人が薬を飲むことを嫌がる場合、苦さを嫌ってなどの理由のほかに、副作用が強すぎて拒否していることも考えなくてはなりません。
副作用が強すぎると普通にできることもできなくなったりして、意欲低下にもつながります。
そういうときには薬をかえてもらうことも必要になるでしょう。
本人自身が症状を伝えるのが難しいときは、家族の人がしっかりチェックして、医師にどういう症状なのかを伝えるとよいでしょう。
★自閉症の診断基準
自閉症の診断基準はどこにあるのでしょうか?
また、そう診断されるときに、どんな検査が行われるのでしょうか?
自閉症は対人関係、言葉の遅れ、物事への強いこだわりなど、おもにこの3つの症状が挙げられます。
そのほか、耳で聞くより目で見るほうが物事を認識しやすいという特性をもっています。
従って、紙に書いて見せると意外とすんなり伝わるでしょう。
これは低機能自閉症の人に多く見られるもので、高機能自閉症やアスペルガー症候群の人にとっては、目から入る情報は逆に理解しにくくなる場合があるので注意しましょう。
さらに、時間というものの概念が理解できていないようです。
時間は目に見えないからかもしれません。
たとえば、5分待つ約束をして、その時間が1分でも過ぎると長い時間待った感覚になります。
逆に4分で相手が戻ってきても5分キッカリまで待ち続けるなんてこともあります。
このような症状は家族も気づきやすい症状と言えます。
★専門家による検査
医師による専門的な検査をあげてみます。
検査は0~12歳くらいまでを対象に実施されるもので、病院(医師)によっては検査の種類・内容も異なります。
・言語の検査
1.イリノイ式言語学習能力検査(ITPA)
本人とコミュニケーションをとりながら、そのなかで学習障害が見られるかどうかを診断します。
2.絵画語彙(ごい)発達検査(PVT)
語彙の理解力を調べます。
・行動の検査
1.ブラゼルトン新生児行動評価法
新生児期の社会的能力や、それにともなう行動を検査します。
・発達の検査
1.遠城寺式乳幼児分析的発達検査
運動・社会性・言語の領域にわたって、発達状況を細かく分析していきます。
2.津守式乳幼児精神発達診断法
日常生活を観察することで、一人ひとりの発達を診断します。
・絵の検査
1.人物画(DAP)
性格や人格に関係する心理テストの一種です。
この検査で内面的な部分を調べます。
・その他の検査
上記以外にも、自閉症の診断基準となる検査はまだあります。
・「自閉症スペクトラム指数(AQ)
健常者を対象にした個々の自閉度を測定する自己回答形式のミニテストのようなものです。
知能指数(IQ)はよく聞く言葉なので、みなさんもよく知っていると思います。
また、感情指数(EQ)についても最近はテレビのクイズ番組などで取り上げられています。
そんな中、精神科医療の分野では自閉症スペクトラム指数(AQ)という言葉がよく使われます。
低機能自閉症と高機能自閉症(アスペルガー症候群)、それから健常者とのあいまいなボーダーラインを多少なりともはっきりさせる診断法の一つです。
得点が33点以上だと自閉傾向になります。
得点が高ければ高いほど、その傾向が強いことを意味します。
インターネット上にも自分で診断できるサイトがありますが、あくまでも目安ですので、決して確定診断するものではありません。
・MRI
現在は自閉症の診断時もまずはMRIで脳の状態を見ます。
MRIは磁場と電波を使って、脳内や体内などの画像を撮る装置のことです。
または、その装置を使った検査のことを言います。
MRIは脳内や脊髄(せきずい)などの通常は診断しにくいところの断面画像を安全に撮影することができるます。
ただ、注意しなければならないのはMRIで検査するときには大きな音がするので、パニックになってしまうことが考えられます。