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接し方

自閉症の人への接し方は、特徴をふまえ、添うような感じで、見守っている、安心感を与えるような接し方が理想です。
 また「その人を理解する」ことも大切です。
どんなことで不快を感じるのか、どんな時に安定しているかなどが、理解してあげることです。
下記のような項目に注意を払い、理解してあげることが大切です。

・どんな所に目が止まるか(その状況、環境のなか何を拾い上げ見ているか?)
・どんな物に遊びに興味があり、好きか!?
・集団を友達の動きをどの位置で、どの距離で見るのが 把握しやすいか?
・体調により、どんな変化があるか?
・どの距離が目が合いやすいか?
・どの声のトーンが耳に入りやすいか?
・どんなことにこだわるのか?
・どんな時関わられたら嫌か?
・生活の中、その子の感じる、好きなもの、嫌いなもの(食べるもの、色などetc・・・)

接し方については下記にあげる方法をとることがよいでしょう。

★構造化する

時 ・ 空間 ・ 行動 をその人がわかりやすいように、明確に組み立て、表すということです。
自閉症の子供達には 視覚的理解が出来る構造化が進められています。
「 いつ、どこで、何を(誰と)、どうするのか」 を目でわかるように、順を知らせることで、環境への不安を和らげられると考えられています。
その人に合わせ、「写真・絵・カード・文字・画像・実物」 を使い自分の行動の認知がしやすいよう知らせていきます。
その構造化のあり方は、十人十色で、その子に合わせ組み立てていく事が大事です。
強制は逆に不安にさせます。

★言葉はシンプルに簡単な言葉で伝わるように話す。

分かりやすい言葉で静かにはっきり話すように心がけてください。
指さしや身振りなどを使うと、より伝わりやすくなることもあります。
また、相手の言っていることが分からないときは「オウム返し」がよく見られます。
こいういときはAとBのどっちかいい?などのように具体的に聞きましょう。
「わたし・ぼく」「学校」「行きます」 のように・・・端的にハッキリと伝えます。
後ろから大きな声で何度も呼ばれたり、指示を強制されたりは苦手なようです。
あいまいな言葉、抽象的な言葉は わかりにくく、否定的にでなく、肯定的に伝えた方がわかりやすいようです。
「開けません」ではなく「閉めます」などは避けたほうがよいでしょう。

★褒める、認める

褒められる、認められることで「出来る」ということがインプットされ、自信にもなります。
次の行動の向こうに「認められる」があると、(目的があると)行動しやすいようです。

★社会のルールに従っていないときには、はっきり教えましょう。

自閉症の人は集団行動が苦手です。
順番を待てずに途中で割り込んでくることもあるでしょう。
迷惑なことがあったときはやさしく静かに教えましょう。
突然どなったり、むりやりやめさせるのは良くありません。

★知らないふりをするのはやめましょう。

黙って聞いてあげましょう。
そっけない態度をとってはいけません。
何よりも大事なことは話しかけられているのに、知らないふりはしないでください。

★急な予定の変更はなるべく避けましょう。

環境にしても予定にしても急な変化や変更というのは、自閉症の人が一番嫌うことです。
なかでも自分にとって不都合な状況になったときは、とても不安になってしまいます。
できるだけ前もって、紙に書いたり、写真などを使って本人が分かるように丁寧に教えましょう。

★こだわりが人一倍強いことを理解しましょう。
自閉症の人は特異なこだわりが強いことも特徴です。
まわりの迷惑にならないのであれば、できる限り認めてあげるようにしましょう。

★自傷・他傷行為をしていたら、相談しましょう。

壁に頭をぶつけたり、髪の毛を抜いたり、手や爪をかんだり…。
こういう行為は自分の思いどおりにならないとき、ストレスがたまっている証拠です。
このような行為を見かけたときには、学校や病院などに相談することをおすすめします。
自閉症児の親はまわりからの理解がなかなか得られず、子育ての悩みも相談できなくて一人で悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
特に子供が小さいときは、一日の大半を一緒に過ごすお母さんたちのために、ここでは様々な子育て支援制度やサークルなどを紹介しましょう。

★自閉症の育児について

自閉症の子供は普通とくらべて周囲の手助けが少し多めに必要となります。
子供への接し方に慣れるまでちょっと時間がかかるだけで、健常児を育てるのと同じように育児を楽しんでいる人がたくさんいます。
外出先ではまわりの人からの視線を感じますし、親自身も他人に迷惑をかけないかビクビクしていたり、ほかの子供と比べて落ち込みます。
世間から取り残されたように思い、孤独を感じるのです。
そうならないように色んな人に自閉症のことを話して少しでも分かってもらう努力をしましょう。

・自閉症の子育て支援

1.サークル

全国には自閉症の子供の親たちが作ったサークルや「親の会」というものがあります。
全国各地には親たちによるサークルがたくさん存在します。
そこで子育ての悩みごとを打ち明け合い、相談します。
同じ障害をもつ子供の親同士だからこそ共感できることも多いのではないでしょうか。
また、大学生や社会人などのボランティアが運営しているサークルもあります。
日本自閉症協会の「親の会」もあり、各地に支部をおいています。

2.インターネットサイト

サークルなどが近くにない場合はインターネットを使ってみるのもいいでしょう。
今はネット上で語り合えるグループも増えています。
顔が見えない分、本音で話せるのは人気の理由かもしれません。
たとえ離れて住んでいる見ず知らずの人でも、ときには良き相談相手になったりします。

・子育て支援制度」の活用

「子育て支援制度」を活用すれば、さまざまなサービスが受けられます。

1. 支援費制度

障害児のデイサービスの利用や施設への短期入所、ホームヘルパーの派遣(はけん)のサービスを利用するときに、そのための支援費が出ます。
このようなサービスをしようすれば、お母さんにも時間に余裕ができて、リフレッシュにもつながるでしょう。

2.障害児関係施設

障害児が入所や通園をしながら、リハビリ(治療)や基本的な生活訓練、社会に適応するための知識や技能などを身につける指導が受けられます。
「学校教育、そして社会へ」のページにも書きましたが、このような施設は学校卒業後、行き場のない子供たちにとって大切な場所といえます。

・ 「障害者支援センター」」・「心身障害者福祉センター」

障害者の地域生活をサポートするために、さまざまな仕事をしています。
おもな仕事は自閉症を含め、いろんなハンディキャップをもっている人や、その家族の相談にのっています。
そして適切なアドバイスをして、一緒に悩みごとを解決します。

1.児童相談所

18歳未満の子供に関する相談を受け付けているところです。
児童相談所は障害児だけではなく、健常児についても相談することができます。
専門のスタッフが相談に応じてくれるので安心して話すことができます。

2.障害児(者)地域療育等支援事業実施施設

おもに療育や生活に関しての相談支援を行っています。
ほとんどの施設で相談受付のほかに、言語訓練や遊戯(ゆうぎ)療法などが行われています。
薬などの治療が出来ない場合に必要な療育訓練が受けられます。

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